へき地における救急医療の現状

8月 4, 2017 · Posted in · へき地における救急医療の現状 はコメントを受け付けていません。 

へき地医療は古くから大きな医療課題として掲げられてきたものの、依然として明確には解決に至ってはいません。
その中でも救急医療への対応は切実な問題であり、日常的に医療スタッフがいないことから基本的に救急に即時で対応することは不可能です。
唯一の手段となっているのがドクターヘリですが、通常の場所に比べると時間がかかってしまうことは否めず、急患が発生して搬送に向かったときには既に手遅れになっている場合もしばしばあります。
このような現状があるものの、へき地に充実した医療体制を整えるのは難しく、通常の医療にすら十分に手が回っていません。
救急医療の考え方として浸透しているのが、急患が発生してから対処するのではなく、急患を発生させないためにどうするかという考え方です。
情報システムを利用することで遠隔地から適切な医療のアドバイスを伝えるのが近年採用されるようになった対応法であり、徐々に全国的に広まってきました。
看護師だけでも現場にいるように配置するという動きも強まっており、看護師が現地で救急医療に携われることが望まれています。
しかし、あくまで原則は急患を発生させないように日常的に適切な看護を行い、家族に対して指導を行って適切なケアを実施してもらうのが基本です。
現状としてこの考え方が浸透してきたところであり、発展途上にあることは否めません。
急患を全て未然に防ぐのは困難であり、へき地医療において看護師が急患に対応できる必要性は高まっています。